このページでは地方・小出版流通センターが直接取引書店向けに仕入れている「直書店口座」出版社の新刊を紹介します。一般の取次に流通させることがほとんどなく、書誌情報も公開していませんが、遊び感覚いっぱいのミニコミやリトルマガジン、タウン誌、アートブック等が多いのが特徴です。
◆この《通販専門アイテム》掲載の商品の問い合わせ及び注文は、弊社郵送販売係(FAX:03-3235-6182)までお願いします。なお直接注文の際は、必ずコチラのページをご覧ください。
●これまで直書店口座で取り扱ってきた【廃村と過疎の風景】(HEYANEKO刊)全8巻を、本口座にて取り扱うことになりました。全国の書店、ネット書店からの注文に応じられるようになります。なお、商品紹介ページがコチラにありますのでご参照ください。
東京都文京区目白台の永青文庫にて「生誕260年記念 心のふるさと良寛」展が開催中です。壮年期を中心とした前期に続いて6月より良寛の晩年を中心とした後期へ。7月11日まで。
本展図録は、ジュンク堂書店池袋店、ジュンク堂書渋谷店、ジュンク堂書店吉祥寺店、三省堂書店神保町本店、ブックファースト新宿店にて販売中です。
「良寛生誕260年を記念し、生涯にわたる遺墨から良寛の人間性・人生観に迫ります。良寛(1758〜1831)は、江戸時代後期の詩歌・書に優れた托鉢僧です。越後出雲崎の名主橘屋の長男として生まれ、一時は名主見習となりますが、18歳で出家し、越後を訪れた国仙和尚に従って備中(岡山県)玉島の円通寺に入りました。
10年余りの修行ののち吉野・高野山・伊勢など諸国を行脚して帰郷、国上山の中腹にある五合庵や乙子神社の草庵に住庵しました。生涯寺を持たず、名利にとらわれぬ生活を送り、清貧の中で生きとし生けるものすべてへの愛を失わず、子どもと戯れ、友と語り、和歌や漢詩を詠み、書に興じた人でした。
そうした良寛の生きざまや遺墨は、いまも多くの人々の共感を呼び、魅了し続けています。本展では日本有数の良寛コレクター秘蔵の作品を中心に、およそ100点から日本人の「心のふるさと」と評される良寛の魅力に迫ります。」永青文庫ホームページより。
4月まで市立小樽文学館にて開催されていた【連城三紀彦展】図録が入荷しました。本体価格1,000円。
こちらの図録の配本先は、ジュンク堂書店池袋店、MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店、ジュンク堂書店吉祥寺店、三省堂書店神保町本店、三省堂書店池袋本店、紀伊國屋書店新宿店、ブックファースト新宿店限定となっております。
「今年は連城三紀彦が「幻影城」でデビューしてちょうど40年。直筆原稿、構想ノート、スケッチ類、愛用の身のまわり品、作品に添えら挿絵原画などが集められました。」小樽文学館ホームページより。
少し古くなりますが、2016年に小樽文学館で開催された【泡坂妻夫展】の図録が少数ながら、入荷しました。本体価格800円。
こちらの図録の配本先は、ジュンク堂書店池袋店、MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店、ジュンク堂書店吉祥寺店、三省堂書店神保町本店、三省堂書店池袋本店限定となっております。
「泡坂妻夫(あわさか・つまお1933-2009)は推理小説を主とした作家。東京出身。逆説を多用する作風から「日本のチェスタトン」と呼ばれました。また、劇中のトリックのタネを書籍自体に施した『しあわせの書』や、袋綴じされているページを切り開くと内容が変化する『生者と死者』など、仕掛けを施した遊び心と技巧が一体となった作品があります。」小樽文学館ホームページより。
金魚を飲んで出す、碁石を飲んで出す、飲んだガソリンを吹き出し火焔をあげる。
これら「人間ポンプ」の芸をする人間は、22年前まで存在した。一人は、最期の見世物小屋芸人と言われる安田里美。あと一人は本書の園部志郎。共に1995年に亡くなった。本書は、1987年夏、浅草の大道芸イベントで園部志郎の芸をみたときの驚嘆をきっかけに、〈なぜ、飲んだ金魚がだせるのか〉〈胃のなかはどうなっているのか〉〈いったいどういう人なのか〉、園部志郎に8年間にわたり断続的にインタビューをおこなった内容をまとめた。修業してできる芸ではなく、特異体質を生かした一代限りの人間ポンプの芸。
横浜野毛の大道芸フェスティバルで園部志郎は大変な人気で、とくに若い女の子からカワイイと声がかかる。衛星放送の外国人記者のインタビューに応じ、自治体、商工会、官庁や、宮内庁の忘年会、個人のパーティーなど、仕事が途切れることなく続いた。ラジオでも実況中継された。
それ以前、戦後の娯楽の少ない時代から、キャバレーショー、テレビの普及にともなって開始した奇人変人の番組、バラエティー番組、地方の時代の町おこし、村おこし、テレビ時代劇、映画等娯楽の一端を園部志郎の人間ポンプは、ささえてきた。
そうしながらも吹いた火が肺に逆流して肺を火傷する、飲んだヘビが出てこなくなった、飲んだ時計が出ず、器具をつかって肛門から出した。失敗談に花が咲く。一方で、若い頃はなんともなかったが、体を使う芸なので、体調の悪いときの落ち込みはひどく失敗が続くと、恐怖が勝る。徐々に自分の人間ポンプという芸を畏怖するようになる。
間違えば死ぬかもしれない恐怖をかかえて芸をする孤独。今後二度と出ないだろう話のあれこれは、あっけらかんとした17.8分のステージからはうかがい知れないものばかり。
年をとれば年季が入ってよくなる質のものではなく、目にはみえない奇妙な胃の働き、この正体不明のわかりにくさが他の芸とは異質の驚きやおかしみを見るものに感じさせる。
「芸」というものが見えにくいものなら、人間ポンプは、見えない芸の最たるものだ。
本書は、園部志郎の生涯と、人間ポンプの見えない芸の謎を浮き彫りに、どうじに園部志郎の人間ポンプに熱狂した時代を検証。大人も子供も愉しめる内容をめざした。(筏丸けいこ)
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著者 筏丸けいこ/編集組版 前田年昭(汀線社)/出版社 フラミンゴ社/定価1500円(本体1389円+税)・新書版・180頁・発行2017年5月・ISBN978−4−9908587−1−1
※本書は以下の書店、ネット書店で販売中です。
■ジュンク堂書店池袋店、ジュンク堂書店吉祥寺店、丸善&ジュンク堂書店渋谷店、三省堂書店神保町本店、三省堂書店池袋本店
■ネット書店honto
A5判/78頁/1000円+税
−内容−
『マチウ書試論』をめぐって(2)
菅原則生
吉本隆明さんのこと・番外
松岡祥男
ハルノ宵子さんに聞く〜父のこと、猫のこと、エッセイのこと
※こちらの雑誌の配本先は、ジュンク堂書店池袋店、MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店、ジュンク堂書店吉祥寺店、三省堂書店神保町本店、三省堂書店池袋本店、ブックファースト新宿店となっております。
A4判/40頁/371円+税
−内容−
熊本の細川家に伝来する文化財の散逸を防ぐ目的で設立された永青文庫(文京区目白台)の秋冬季展示の図録です。展示の概要は以下の通りです。
【仙鴻潤[ルド −来て見て笑って!仙高ウんのゆるカワ絵画−】
会期:10/15(土)〜2017年1/29(日)
「初の一挙大公開!永青文庫の仙鴻Rレクション。
仙豪`梵(1750〜1837)は聖福寺(福岡市)の住職をつとめた江戸時代後期の禅僧で、民衆のために描いたユーモアに富む禅画が今も親しまれています。
永青文庫は、設立者の細川護立(細川家16代・1883〜1970)による禅画のコレクション、特に白隠作品が著名ですが、実は100点以上の仙麹品を所蔵していることはあまり知られていないかもしれません。そこで今回、中山喜一朗氏(福岡市美術館副館長)の監修により、永青文庫所蔵の全仙麹品を改めて調査しました。本展は、その成果を4期にわたって一挙公開する初の試みです。
仙高フ禅画の世界は、素朴な表現や、ゆるカワともいえる脱力系の筆致によって身近に感じられますが、そこには仙酷ニ自の禅の哲学が込められています。展示作品の傍らには楽しい一言コメントを掲示し、仙高ェ人々に説いた禅の心を分かりやすく展示します。
また、仙高フ禅画の素朴な表現と、仙壕、用の朝鮮の茶碗にも共通する、アジアの素朴なうつわや小さくて愛らしい香合、さらに硯など明清の文房具を展示します。永青文庫所蔵作品による“仙鴻潤[ルド”の素朴な表現、墨の文化をご覧ください。」
※こちらの図録の配本先は、ジュンク堂書店池袋店、MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店、ジュンク堂書店吉祥寺店、三省堂書店神保町本店、三省堂書店池袋本店となっております。
中井英夫著
本多正一 編集/発行
本体価格15,000円
A5判上製
函入豪華装丁本
1994年に市販された『黄泉戸喫』とは別の判型で、デザインは中井英夫でおなじみの建石修志。
1994年に開催された〈中井英夫を偲ぶ会〉で領布され、その後中井英夫展などの際、少しずつ販売されて好評を得てきたもの。中井英夫の最晩年に助手を務め、中井の没後は著作権管理者となった本多正一氏の書庫からわずかながら残りが発見された。
今回、以下の地方・小出版流通センター直接取引店で販売されることとなりました。
部数には限りがあるため、在庫状況は各店にお問い合わせください。
ジュンク堂書店池袋店、ジュンク堂書店吉祥寺店、MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店、三省堂書店神保町本店、ブックファースト新宿店。
37年をかけで登破した,四国の標高1000m以上のピーク294座を紹介する記録集「四国の1000m峰」をこのたび自費出版しました。
オールカラーA4判、309ページで,紹介した全てのピークについて,山の全景写真,登頂ルートの軌跡を示した地図,登山の概要,登頂記録,参考コースタイムが記載されています。
構造線の影響を強く受け,温暖多雨な気候に育まれた四国の山々は,他のどの地域とも異なる個性を持っています。また,凝縮された狭い陸域にひしめく山の多さは,他の地域を圧倒しています。四国の山を登り,四国の山の概要を知るならば,決定版となる1冊であると自負しております。
ぜひ四国にゆかりの方山好きの方にもご紹介いただき,多くの方々に四国の山のすばらしさを実感していただけると幸いです。
徳島県勤労者山岳連盟 徳島市勤労者山の会所属 早田健治
本体2、800円
つくる人の姿を伝える本、ボナペティの15号。今号は『自分の居場所を見つけた人たちの話』を特集します。
創作ユニット「未草」の二人は、黒姫に得た土地を自分たちの手で拓き、住処をつくり始めています。「どんどん便利になる生活に、漠然と不安を感じていた……」と語る小林夫妻が、今、つくろうとしている暮らしについて伺いました。(特集1)
岡山県、総社の町の人たちに愛される「宮筋文化堂」は、うつわと雑貨とカフェの店。築80年の古民家で、主婦4人が得意なことを活かして運営しています。誰の店でもない、みんなの憩いの場所″であり続けるために大切にしていることとは?(特集2)
その他、好評連載「本と人」、「おやつ時間」など、つくり手の言葉に耳を傾けながら、その姿を綴るボナペティ。「自分も何かをつくりたい」と願う人たちを応援するリトルプレスです。
<もくじ>
・特集1 自分たちの手でつくり、つくろいながら暮らしていく
―「未草」小林寛樹・庸子さん―
・特集2 気づいたら、みんが笑顔になれる場所だった
―うつわと雑貨とカフェ「宮筋文化堂」―
・対談「本と人」Vol.6 「森岡書店」森岡督行さん×文房具店「カキモリ」広瀬琢磨さん
・つくる人の「おやつ時間」 お菓子研究家・飯塚有紀子さん
・ついでのハナシVol.9「シェフという選択」 相澤弥矢さん
・写真日記「日々コレ好日」 陶工房 日々器店主 中田麻子さん
書 名:BonAppetit−15 『自分の居場所を見つけた人たちの話』
出版社:BonAppetit編集部/fusta
発 行:2013年12月20日
版 型:A5版
頁 数:40ページ
印 刷:フルカラー
製 本:アジロ製本
定 価:630円(税込み)
戦国時代に越前一国を統治した朝倉氏が滅んでから、今年で440年を迎えた。すなわち、今から440年前の天正元(1573)年8月、朝倉氏最後の国主・義景は重臣でいとこの朝倉景鏡の裏切りに遭い、逃避先の寺で切腹して果てた。
本書は平成24年5月から半年間にわたって、中日新聞と日刊県民福井に連載された「戦国朝倉〜史跡からのリポート〜」を一冊にまとめ上げたものである。「ぜひ本に…」。多くの読者からの要望が自費出版への背中を押してくれた。A5判、221ページ。
ソフトバンクのテレビCMでもおなじみのように、一乗谷朝倉氏遺跡には観光客の視覚に訴える壮大な遺構は皆無。「京都にもない、金沢にもない、何もない」と言われるゆえんである。しかし、遺跡に内在するポテンシャルは高く、研究者らからは「そろそろ世界文化遺産の候補に」との声も上がる。
それはなぜか。一乗谷朝倉氏が長軍によって滅ぼされ、城下町一帯が焼け野原となった跡は、そのまま柔らかい土や草木に覆われ、タイムカプセルのように現代に引き継がれた遺跡である。奇跡的に昭和40年代の大規模な土地改良事業からも逃れ、「我が国で唯一残る戦国城下町跡」としての評価は揺るぎない。加えて、そこには各国主や家臣団の足跡がしっかりと残されており、単なる遺跡見学とは様相を異にして味わい深く、決して涸れない井戸のように、にじみ出る魅力が尽きることはない。
本書を一読された上で遺跡を散策すれば、これまでとは違った「戦国朝倉」の姿が見えてくるのではないだろうか。朝倉氏遺跡の発掘調査進展とともに、これからもロングに注目を集めていく書であると自負している。本書の執筆・出版に当たっては、中日新聞社の理解と松原信之氏(福井市、郷土史家)らの指導、関係各機関の協力を頂いた。誠に感謝に堪えない。
「戦国朝倉」著者 中日新聞福井支社・吉川博和
*クリックすると推薦文がご覧いただけます。
−内容−
○連載「漁業復興と放射能汚染」勝川俊雄
○連載「震災と動物」平井潤子
○連載「東日本大震災と外国人移住者支援」山口幸夫
○連載「震災・子ども・学校」渋井哲也
○冨田きよむの「この人に聴きたい第1回−加藤登紀子さん『こんなに深い哀しみに向かって歌ったことはなかった』」
○仮設住宅を快適に
○あの日から
○被災地川柳
※東日本大震災後、釜石を中心に復興の動きを発信してきた無料の月刊情報誌『Re−born』が取材範囲を宮城、福島にも広げてリニューアル。しかしながら、発行者の方の都合によりこの創刊号で休刊となりました。
他にも下記に取扱い商品があります。クリックしてご覧ください。
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