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地方・小出版流通センター

地方・小出版流通センター通信 No.1399(2017/11/29)

今年春に、町田市民文学館で行われた本の雑誌厄よけ展の公式図録「寄せ書き本の雑誌」(A5判136頁・本体741円)が密かに出来上がり、11月3日から5日の「神保町ブックフェスティバル」で売られました。ちょっと残ったようで、市販はせずに「本の雑誌WEBストアー」で直販するそうです。厄よけ展アルバム、椎名誠×目黒考二対談・ぼくらはこうやって雑誌を作ってきた、傑作なのは、元助っ人達(手伝いアルバイト)の座談会・俺たちの青春を返してくれぇ!で、当時の本の雑誌の社内模様が描かれ爆笑の座談会です。椎名・目黒対談ではじめて明されているのは、同社の最大ベストセラー椎名誠著「もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵」が、誰も校正をせずに売り出され、初版は誤植だらけ。増刷に継ぐ増刷で、六刷りか7刷りかまで毎回五十ケ所くらいづつ直していて、全体で三百ケ所ほどもあったとか。沢野ひとし町田劇場、24人の常連筆者たちによる「オススメ本の棚」、同誌を支えてくれた183人もの方々の寄せ書き「本の雑誌」にんげん曼荼羅など。

日本初の子どもの本専門店として1973年に開店。雑誌や漫画はおかないという初期理念を貫き、店内には良質な児童書(童話や絵本など)3万冊を並べ営業してきた名古屋・千種区の「メルヘンハウス」が45年の歴史に幕を閉じ、来年3月31日までで閉店するとのことです。店主・三輪哲さんによれば「経営理念と売り上げを何とか両立してきたけれど、百パーセント売り上げ重視のネット通販にはかなわない。これ以上頑張っても厳しいと判断」し、「迷惑がかからないうちに」と閉店を決断したとのことです。クレヨンハウスを主宰する落合恵子さんは、「パイオニアの閉店はショック。三輪さんの活動に賛同し、支持し、尊敬してきたが、まかれた種は確実に次世代に枝を広げ、実をつけていると思います」とコメントを寄せてます。

新刊・これから出る本

●那覇の真ん中「栄町市場」の隅っこにある2坪の古書店・宮里小書店・副店長(40歳チョイ前の店長の娘)が綴ったカウンター越の沖縄・那覇の風景と人々。宮里綾羽著「本日の栄町市場と、旅する小書店」1,600円 ボーダーインクは、市場で出会ったひと、旅で出会った本。世界はこんなにも愛しいと思えるエッセイ。ISBN978-4-89982-329-2

●全国でユニークな写真講座を開催している講師=著者・田中伸明さんのSNSから生れた4冊目の本だそう。「いつか役に立つ写真講座#3.0」2,778円 ARTROOM出版の極意は、<人モノの撮影は写真上達の突破口>ということ。撮影における失敗克服のための8項目等プロではないけど写真大好きなあなたへ!ISBN978-4-9908785-6-6

●大阪城の天守閣の北川央館長が、大阪城等をテーマに、友人・知人の芸能人・文化人・研究者と縦横無尽に繰り広げる大阪大好き対談集。北川央著「大阪城・大阪の陣・上町台地−北川央対談集」1,500円は、大阪の新風書房から。ISBN978-4-88269-860-9

●かっての日本人は、野の糧、山の幸である食べられる野草・山菜は広く家庭料理から割烹で使える基本素材として活用してきた。江南和幸著「里山料理ノート」2,400円 サンライズ出版は、フキ、ナズナ、ノビルなど四季にわけてその自然の恵みを使った昔ながらの料理法を丁寧に解説します。キノコへの誘いも。ISBN978-4-88325-627-3

●著者は、カラスの一年を追いかけまわし、その生態を知り、憎めないヤツだとわかったと言います。監修:原田憲一/おしえて編集室編著「おしえてカラスさん」1,600円 ヴィッセン出版,カラスの魅力的な一面をQ&Aで紹介します。ISBN978-4-908869-03-7

●立命館大学の白川静記念東洋文字文化研究所編「対談 私の白川静」926円 エディション・アルシーブは、没後10年を記念して行われた静氏長女と編集者西川氏による対談を収録。有名になりすぎ、「白川文字学」の本当の姿を知らない私たちへの、本物の案内書だと刊行されました。978-4-900395-08-4

●「北陸地名伝承の研究」と「越中富山地名伝承論」という二著をだしている北陸地名研究の大御所・中葉博文著「富山 自然・人工地名の研究」4,000円 桂書房は、山名はどうつけられたか?溜池名やバス停名等の人工地名は?などの変な地名研究の成果。加えて、その研究で出会った人々との思い出。ISBN978-4-86627-0371-1

●かって琉球王朝に来訪した中国皇帝派遣の使者「冊封使」(サッポウシ)に供された宮廷料理の再現です.う揚華(う・やんふぁ)著「御冠船料理の探究」4,200円 出版舎Mugenは、中国と沖縄の一流,料理人の協力で再現されました。献立に関する史料の影印版も初公開されています.ISBN978-4-905454-24-3

●松江城の天守閣国宝に指定され、松江を訪れる人々が増えています.石井悠著「松江城をつくった堀尾一族のあしあと」1,200円 ハーベスト出版は、堀尾吉晴ら松江藩藩主・堀尾家三代の足跡をまとめるとともに、堀尾氏以降の政治の変化、城や城下町の変化も、最新の研究成果を取入れまとめました.ISBN978-4-86456-250-8

●「夢野久作と杉山3代研究会会報 民ヲ親ニ5号」2,500円を市販します。発売元は福岡の不知火書房です.研究会の基調講演=ドグラ・マグラと人類の無意識について、新発見杉山茂丸 壮年期の未公開写真、夢野久作著書目録等の研究成果がつまっています.ISBN978-4-88345-114-2


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