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地方・小出版流通センター通信 No.1493(2023/09/19)

書影 そろそろカレンダーの季節です。来年のカレンダーの一部を紹介しておきます。

 日本野鳥の会の来年のカレンダーは、全国から公募した写真2347点から選んだ四季折々の彩り豊かな野鳥の「ワイルドバードカレンダー2024」1,400円(壁掛け、B3判・14枚・鳴き声タッチペン(直販)で野鳥の声が聞ける音声コード付)ISBN978-4-931150-92-8と、みているだけでほんわかしあわせ、かわいい表情とおもしろいしぐさを集めた「しあわせことりカレンダー2024」1,000円(壁掛け、サイズ14.8×14.8p・14枚)ISBN〜94-2、日本のカラフルな野鳥満載!写真はポストカードに再利用できる「バーズ・イン・シーズン2024 」1,200円(卓上カレンダー、17.8×14.8p・13枚)ISBN〜93-5の3種です。

 シーガルからは、暦で知る美しい四季、季節を感じる暮らしの「歳事記カレンダー」2,200円(壁掛け、51.5×36.4p・表紙+12枚)、「歳事記カレンダー 小」1,500円(壁掛け、42×29.7p・表紙+12枚)、暦で知る和食の魅力 旬を楽しむ暮しの「和食の暦カレンダー」(壁掛け、A3判・表紙+12枚)が出ます。また、月の神秘や美しさを暮らしの中で感じる「ルナカレンダー」1,800円(壁掛け、B3判・表紙+12枚)、「ルナカレンダー ミニ」1,000円(壁掛け、B4判変形・表紙+12枚)、潮の満ち干と月の満ち欠けが織りなす、神秘的リズムが魅力の「タイド(潮汐)カレンダー」1,800円(壁掛け、B3判・表紙+12枚)、ポケット部分にメモを入れるだけで簡単にスケジュールがわかる「ビニールポケットカレンダー」2,700円(壁掛け、B2判変形・表紙+12枚)も出ます。

新刊・これから出る本

●戦後の歴史家によって中国大陸侵略者のレッテルを貼られた頭山満は、実は日中和平工作の実行者だった。石瀧豊美著「頭山満 未完の昭和史」3,800円 花乱社は、その足跡を追って検証します。党派を超えて、戦時中の中国がただ一人信頼していた日本人−それが孫文を助け、中国革命を支援した頭山満であり、彼の日中不戦の信念と日中和平工作を跡付けます。ISBN978-4-910038-78-0

●ロシア・東欧の人々は苛酷な弾圧に耐え、抵抗の言葉を絶やすことなく、無力に思える言葉を発し続け、その広まりと集積によって、変革の精神的素地を作ってきました。石川達夫編/奈倉有里・西成彦・前田和泉著「ロシア・東欧の抵抗精神」1,800円 成文社は、権力に対峙し、いまもそれを続けている人々や思想をロシア・ベラルーシ・ウクライナ・ポーランド・チュコの言葉と文化の中に見ます。ISBN978-4-86520-065-2

●国連SDGsに対する大学貢献度が国内1位、世界10位の北大。その<力>の源泉とさまざまな取り組みを解説。横田篤著「北海道大学の発展の歴史とSDGs」1,000円 寿郎社は、基本方針(相互にリンクする17の目標、サスティナビリティへの意識の高まり等)、具体的取り組み(地球環境科学で気候変動対策を、農林水産業で地域とともに等)、北海道大学を持続可能にする豊かな財産(アメリカ式大学運営、日本の大学演習林の6割を所有等)、という章立てで解説します。ISBN978-4-909281-51-7

●16世紀の大航海時代のヴェーリュ、オルテリウス、キサトゥス等の古地図を爼上にしています。寺邑昭信著「西欧古地図に見る鹿児島」3,800円 南方新社は、伝説の国=ジパングを目指したポルトガル・スペインなど西洋諸国の人々が、CANGOXUMA(カンゴシュマ=鹿児島)をどう描いたか、古地図を頼りにその謎に迫ります。ISBN978-4-86124-484-1

●同調圧力は怖くない、考え方を変えてみることで解決すると主張します。NOと言えないあなたへ こうすれば回避できる!様々なケースからの脱却法を示します。高橋フィデル著「同調圧力 負けそうになったら読む本」1,500円 ジャパンビジターズビュ−ローは、日本民族の「良きに計らえ」体質からの脱却法を説きます。ISBN978-4-908166-29-7

●生きやすい街を作りあげるために、自治体職員、社協、相談支援機関の共通理解に資するためのマニュアル。藤井博志・高原伸幸・井岡仁志編著「チームでまちをデザインする」2,000円 全国コミュニティライフサポートセンターは、包括的な支援体制・重層的支援体制整備事業を推進するための体制づくり、協働形成と基本設計づくりを提起します。そのための10の全国事例と4コラムで成っています。ISBN978-4-904874-75-2

●ロビンソン・クルーソーのすみかを探し、浦島太郎の足取りを追った探検家・タカハシダイスケの「生活と意見」。高橋大輔著「家事する探検家」880円 秋田魁新報社は、地元紙に連載した好評のエッセイ。どこか遠くの非日常世界を求めるだけの探検から、コロナ禍で家事をはじめて、平凡な日常の中にも手に汗にぎるスリリングな旅の一場面に似た体験を味わえることを発見。「酒と世界支配」「忍者の足跡」「植物進化論」「冬のオバケ」等。ISBN978-4-87020-431-7

彌重功著「愛着のある家、物語のある暮らし〜住み続けたい、住み継ぎたい家の探究〜」1,000円 西山卯三すまい・まちづくり文庫は、住み手の意識と精神面的に<より長く住み続けられる家、世代を超えて住み継がれる家>に重点を置いて考察しています。ISBN978-4-909395-11-5


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