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地方・小出版流通センター

地方・小出版流通センター発行情報誌「アクセス」より

新刊ダイジェスト(2012年01月号発行分)

『医者は現場でどう考えるか』●ジェローム・グループマン/美沢惠子訳

書影

医師の診察を受けながら、自分の訴えを正しく理解してくれているのだろうかと、不安な思いをすることがよくある。15年間に30人の医師にかかり、諦め切っていたアンは、ボーイフレンドに勧められるまま惰性のように出かけた病院で、あなたの物語をあなた自身の言葉で聞きたいと虚心に語りかける医師と出会い、絶望の淵から立ち上がる力を得る。
ハーバード大学病院で若い医師を教育することになった著者は、様々な臨床の経験から、医師が陥り易い、第一印象に従うという傾向に起因する思考のバイアスに着目する。優れた医療ルポールタージュであり、かつ、コミュニケーション論としても実に興味深い。
◆2940円・A5判・311頁・石風社・福岡・2011/10刊・ISBN978-4-88344-200-3

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『わもん 聞けば叶う』●薮原秀樹著

書影

人材育成コンサルタント会社の経営者による自己啓発書、といった本なのだが、願望成就のための安易な方法論として読むべきではないだろう。著者の方法は、対人関係の場面において、聞き手が話し手の存在のすべてを尊び敬い(「絶対尊敬」)、話し手の言葉に批判はおろか助言すらも差し控え、相手のあるがままの姿を心の湖面に映し出して受け入れ(「完全沈黙」)、ただ「聞く」ことに徹するというユニークなもの。
著者は、それを「わもん(話聞)」と名付けた。その到達点として提示されている「無意識共同体」や「話聞一如」といった概念は、今後の展開によっては新たな日本生まれの思想となる可能性を秘めていよう。
◆1575円・四六判・219頁・文屋・長野・2011/9刊・ISBN978-4-9905552-3-8

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『アジアの文化は越境する −映画・文学・美術』●四方田犬彦著

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いまアジアでは日本の文化に加え、華流、韓流といった大衆文化現象が起こり、文化の相互浸透が速まっている。本書は、これらアジア各地の大衆文化について、福岡の地にタイ、香港、韓国、日本の作家や文化研究者が集い開いたシンポジウムの報告である。
お化けや幽霊はアジアに共通するがヨーロッパやイスラム圏にはないとか、「ドラえもん」や「おしん」、Kポップ(韓流文化)、村上春樹の小説等を例に挙げて、アジア各国への流入と受け止め方の違いが紹介される。そして従来の欧米人的な目線ではなく、アジア人自身から見てはたしてアジア的なる文化とは何か、それは存在するのかといった本質に迫る。
◆1785円・四六判・161頁・弦書房・福岡・2011/11刊・ISBN978-4-86329-065-5

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『孫文・梅屋庄吉と長崎』●長崎新聞社編

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明治元年に長崎に生まれ、香港貿易で財をなし、孫文を支援して辛亥革命に導き、その記録映画まで製作したアジア主義者梅屋庄吉。昨年の上海国際博覧会では、中国側の協力でその交流が広く紹介された。
本書は、来年3月まで長崎歴史文化博物館で開催されている、日中国交正常化40周年、長崎県・上海市友好関係樹立15周年記念特別企画展のオフィシャルブック。国境を越えた二人の友情の絆と、夫を支えその思いを継承した妻たちの絆。二人の夢と激動の近代日中関係史、加えて長崎という地が果たした役割を、豊富な写真資料と両国研究者のコラムで浮かび上がらせる。美しくロマン溢れる図録である。
◆1800円・A4判・126頁・長崎新聞社・長崎・2011/10刊・ISBN978-4-904561-37-9

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『下町酒場ぶらりぶらり』●大竹 聡著

書影

カルトな人気雑誌『酒とつまみ』。お酒の周辺のあれこれを取り上げるこの雑誌に世の酔っ払いたちはあっという間に虜となり初代編集長大竹聡さんは一躍注目のひととなった。
現在は編集長を他の仲間に譲り、フリーライターとして活躍。ユーモラスでさり気なく、含羞を帯びた文章は大変魅力的だ。本書は、彼が東京下町をぶらりぶらりと飲み歩く紀行記。あてなく街を彷徨い、魅かれた酒場に吸い込まれ酒を飲む。何とも粋な時間が描かれている。
浅草、上野、神田、両国。季節を感じさせる風景ととびきりの肴。飲みながら過去と現在を行ったり来たりしゆらゆらと幸福な時間に浸る。お酒をのむことを楽しむ喜びで体の芯まで暖めてくれる一冊だ。
◆1680円・四六判・238頁・本の雑誌社・東京・2011/9刊・ISBN978-4-86011-221-9

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