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地方・小出版流通センター発行情報誌「アクセス」より

新刊ダイジェスト(2014年08月号発行分)

『憲法を求める沖縄 捨てる日本』●照屋寛徳著

書影

著者は沖縄出身の現役社民党衆院議員。安倍政権による解釈改憲など、憲法改正への動きが目立つ昨今ですが、著者としては看過できないものです。なぜなら沖縄ではいまだ日本国憲法の理念が実現されていないから。
多くの米軍基地が存在する沖縄においては、安保条約や地位協定あるいは本土の無関心に阻まれ、基本的人権の尊重すら不十分なのです。もちろん改憲だけでなく、武器輸出三原則の見直しや特定秘密保護法などのキナ臭い動きに対する批判も忘れてはいません。本土復帰時には憲法の理念を沖縄にも、という思いもありました。そんな沖縄からの視点だからこそ、その言葉ひとつひとつが重く響きます。
◆1620円・四六判・293頁・ゆい出版・沖縄・2014/5刊・ISBN978-4-946539-33-6

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『隼人の実像 −鹿児島人のルーツを探る』●中村明蔵著

書影

ヤマト王権が日向・大隅・薩摩に触手を伸ばし始めた5世紀頃、同地域はクマソの居住地であった。朝廷は精神的な同化策として天孫ニニギノミコトの高千穂への降臨を考え、天皇の子として隼人を誕生させ、日向神話に巧妙に取り込んだという。だが支配は簡単ではなく、720年には隼人の蜂起で大隅国守が殺害され、朝廷は大伴旅人を征隼人持節大将軍として送り込むが、鎮圧は一年半も要した。
やがて朝廷に組み込まれ、鎌倉時代には薩摩武士団の支配となるが、その血脈は今も鹿児島県人の9割を占めるとのこと。その隼人がヤマト王権とどのように対峙し、力を蓄えたのか、郡・郷構成、信仰・宗教、周辺人物像を交えダイナミックに考察する。
◆2160円・四六判・284頁・南方新社・鹿児島・2014/6刊・ISBN978-4-86124-296-0

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『神と仏の再発見 −カミノミクスが地方を救う』●長部日出雄著

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津軽の直木賞作家による日本の古社寺への巡礼紀行。幼少の頃いつも遊んでいたという近所の住吉神社から故郷青森の岩木山神社、出雲大社や伊勢神宮の他、永平寺等の仏教寺院まで。由来を尋ね、歴史を辿り、自身の人生を重ね合わせる。「カミノミクス」というと誰しも「アベノミクス」への便乗か、と思うかもしれないが、本書「あとがき」を読むと、この造語には著者の長年の思考が結晶化しているのだとわかる。
マックス・ウェーバー研究を下敷きにした土着の思想から、地方の鎮守の森を蘇らせ、氏子コミュニティーを復活させ、祭と宵宮を盛んにすることこそ地域活性化の核となると説く。この巡礼紀行はこの文脈の中でこそ読まれるべきなのである。
◆2160円・四六判・315頁・津軽書房・青森・2014/5刊・ISBN978-4-8066-0229-3

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『日本の俳句はなぜ世界文学なのか』●ドナルド・キーン/ツベタナ・クリステワ著

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2013年12月福岡市で開かれた「福岡ユネスコ・アジア文化講演会」での二つの講演を収めたもの。ドナルド・キーン氏の『日本の短詩型文学の魅力』では、日本と海外における韻の価値の違いについて述べ、欧米の詩歌が執拗に韻に拘るのに比べ、日本の短詩においては日本語の性質上韻を踏むのが容易過ぎるため、韻に拘ることがなくなった、と指摘する。
国際基督教大学のツベタナ・クリステワ氏は『ドナルド・キーン先生による俳句解読の魅力』で、キーン氏の俳句における音という主題をさらに展開し、芭蕉の俳句には「目で聞く、耳で見る」という感覚合流の〈わざ〉が仕組まれているとする。どちらの講演も日本人では気づかない視点で満ちている。
◆734円・A5判・55頁・弦書房・福岡・2014/7刊・ISBN978-4-86329-101-0

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『戦国の少年外交団秘話−ポルトガルで発見された1584年の天正遣欧使節の記録』●ディアゴ・サルゲイロ著

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イエズス会派遣のヨーロッパ使節として、天正10年(1582)から8年余の歳月を要して旅した伊東マンショら4人の少年たち。印刷術をもたらしたことは大きな貢献とされるが、彼らがヨーロッパでどのように迎えられたかは案外知られていない。
中でも、ポルトガル内陸部のヴィラ・ヴィソーザという小さな町で、後にスペインから王権を奪取して王朝を打ちたてるブラガンサ公爵家には、ローマへの往復に立ち寄り、親交を深めたこともその一つであろう。今も続く同家図書館兼博物館所蔵の当時の貴重史料から、様々な思惑を秘めた歓待の様子が詳細に語られ、この訪問がポルトガル史にも少なからぬ影響を与えていたことが明らかにされる。
◆864円・四六判・155頁・長崎文献社・長崎・2014/3刊・ISBN978-4-88851-211-4

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