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地方・小出版流通センター発行情報誌「アクセス」より

新刊ダイジェスト(2014年11月号発行分)

『山本美香が伝えたかったこと』●山本美香著/ジャパンプレス・山梨日日新聞社編

書影

2012年シリアで取材中に銃撃を受けて死去した、ジャーナリストの山本美香。本書は彼女が山梨日日新聞に寄稿した、チェチェンやイラクなど紛争地についての記事を中心にまとめたものである。なかでもチェチェンの孤児や、タリバンの目を恐れながら勉学に励む女性たちなど、子供や女性についての記事が多いのが特徴的である。
また東日本大震災の取材では、避けられない天災に対し、紛争による死は避けられるとの思いも強くした。そんな避けられたはずの災難が今も起こっている、その現実を伝えたいという気持ちが彼女を紛争地の取材へと駆り立てたのだろう。その思いがひとつひとつの記事からも伝わってくる。
◆1404円・四六判・158頁・山梨日日新聞社・山梨・2014/8刊・ISBN978-4-89710-012-8

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『1968新宿』●渡辺 眸著

書影

1698年を中心に、その前後の東京新宿の光と闇を切り取った写真集。この時代の新宿を一口で定義することはできない。駅西口は通路ではなく広場だと主張する若者たちが座り込んでフォークゲリラ。断固排除と囲む機動隊。東口から近いコマ劇場で美空ひばりショー、エノケンのコメディーに興ずる者がいれば、その先の花園神社には唐十郎が紅テントを張る。
キャバレー引きやオカマがたむろするネオン街、裏路地では子どもたちが無邪気に遊ぶ。ヘルメット、角材の学生が雄叫びを上げ、ベンチでアベックが戯れる。様々な価値観が交錯し、正に混沌。それが新宿文化、ある意味で新宿が新宿らしく輝いていた時代ではなかったかと魅入らされる。
◆3240円・B5判・166頁・街から舎・東京・2014/9刊・ISBN978-4-939139-20-8

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『贈り合いの経済 −私のなかのヤマギシ会』●佐川清和著

書影

ヤマギシ会は「われひととともに繁栄せん」をモットーに「共同生活で無所有・無競争の理想社会」の実現をめざして、山岸巳代蔵(1901-1961)によって設立された。一見、新興宗教の一つのようだが、「100万羽養鶏」にみられるように、安全な有精卵の常時大量供給を可能とする農業団体でもあることが他と異なる。
ヤマギシ会について書かれた賛否、多種多様な内容の本が数多く出ている。そのなかで本書の特徴は、現在の指導者の一人とみられる著者によって内部から見たヤマギシ論が述べられていることで、吉本隆明、鶴見俊輔、見田宗介、北山修等の論者の見解も紹介している。なお、「ヤマギシ会事件」についても詳しく触れている。
◆2700円・A5判・284頁・ロゴス・東京・2014/8刊・ISBN978-4-904350-32-4

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『ニーチェの心理学的業績』●L・クラーゲス著/柴田収一ほか訳

書影

更新と生成を繰り返す生命の原理とそれを脅かす精神の原理との形而上学的二元論を思考の根に据えるクラーゲスは、生命主義がゲーテからロマン主義を経てニーチェとともにエポックをなした、とする。しかし、その生命主義者ニーチェが、あろうことか、生命敵対的な〈権力への意志〉を生命と同一視するという誤謬を犯した、と言う。この〈権力への意志〉批判は通奏低音として本書全体を貫いている。
また〈同一物の永劫回帰〉について「ニーチェ自身が誤って自分の最大の思想であるとみなしていた」と述べ、絶えざる自己否定に脅かされていたニーチェが、生命を千度でも繰り返し奪い返すために手に入れた魔法の呪文だったとしている。
◆3456円・A5判・385頁・うぶすな書院・東京・2014/6刊・ISBN978-4-900470-30-9

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『釜石ドリー物語』●篠田次郎著

書影

港町の釜石に英会話教師として赴任してきた若きアメリカ人女性ドリー・C・ハーマン先生。彼女が一躍有名になったのは地元酒蔵「浜千鳥」主催のきき酒コンテストで全問正解して名人と認定されてから。大の日本酒好き彼女を囲み、オンツァン(おじさん)たちは夜な夜な居酒屋に集う。
そんなドリーを主人公に、設計士として釜石に通い、日本酒評論家でもある著者が紡ぎ出した全212話。ちょっぴり艶っぽい中にも美味そうな酒肴の紹介や雑学などを織り交ぜ、ラスト一行で思わずニンマリさせられる。いい酒といい店があり、気のおけない飲み仲間が集まれば、ネタには事欠かない。震災後の釜石を元気づける話に溢れている。
◆1620円・四六判・223頁・無明舎出版・秋田・2014/8刊・ISBN978-4-89544-585-6

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